Client SDK for Androidの導入手順
1 はじめに
Client SDK for Android の 導入手順について解説します。
Android および Java での開発基礎知識をお持ちの開発者を前提に記載しています。 そのため、Android と Java の説明については割愛します。
2 動作環境
Client SDK for Androidは以下の環境で動作します。
2.1 対応Androidバージョン
- Android 2.3.3以上
2.2 対応Androidアーキテクチャ
- armアーキテクチャ
- x86アーキテクチャ
3 SDK導入準備
3.1. Client SDKのダウンロードと解凍
Client SDKパッケージファイルをコンソールからダウンロードしてください。
ダウンロードが完了しましたら、ダウンロードしたSDKを任意の場所に解凍してください。
解凍後は以下のようなフォルダ構成になります。
フォルダ・ファイル名 | 説明 |
---|---|
magellan.jar | MAGELLAN JAR ライブラリ |
armeabi-v7a | arm用soライブラリを含むフォルダ |
x86 | x86用soライブラリを含むフォルダ |
4 SDK導入手順
MAGELLANシステムを利用するには、SDK導入準備 で準備した Client SDKのJARライブラリとsoライブラリを開発プロジェクト環境にインポートする必要があります。
ここでは、Android開発に使われる代表的な環境としてEclipseとAndroid Studioに関する導入手順を解説します。
4.1 ライブラリのインポート(Eclipse)
以下のようなEclipseプロジェクトフォルダ構成を前提に、Client SDK for Androidの導入手順について解説します。
プロジェクト内のlibsフォルダに SDK導入準備 で準備したライブラリを、そのままの構成でコピーします。
Package Explorerでプロジェクト名を右クリックして、Build Path
->Add External Archives
を選択し、プロジェクト内のlibs/magellan.jar
を選択します。
4.2 ライブラリのインポート(Android Studio)
以下のようなAndroid Studioプロジェクトフォルダ構成を前提に、Client SDK for Androidの導入手順について解説します。
プロジェクト内のapp/libsフォルダに SDK導入準備 で準備したライブラリを、そのままの構成でコピーします。
- soファイルを含むフォルダのパスをbuild.gradleなどで設定している場合は、soファイルを含むフォルダをそちらにコピーする必要があります。
ProjectView
でapp/libs/magellan.jar
を右クリックして、Add As Library
を選択します。
app/libs
フォルダを右クリックしてSynchronize 'libs'
を選択してください。
以上で Client SDK for Androidの導入は全て完了となります。